メイラックスはプラセボってこと?

 

「プラセボ」というのは、有効成分が入っていない「偽薬」のことです。「●●に効きますよ」と聞かされると、偽薬でも効果が出てしまうことがあるため、薬と偽薬の比較試験をして、薬が本当に効くのかどうかのテストで使われます。

 

テレビ番組などでは、睡眠術の番組が人気です。それだけ、人間は思い込みの力が強く、「効きますよ」と言われながらだと偽薬でも効いてしまうのです。なので、「もしかして、メイラックスもプラセボなんじゃないか」と考えてしまうこともあるかもしれません。

 

メイラックスとプラセボの比較試験

 

メイラックスのプラセボについては実験がいろいろあり、プラセボに比べて効果があることはなんども証明されています。例えば1985年の実験では、ロフラゼパートエチル(メイラックス)の2mg、4mg、6mg、および8mg、そしてプラセボ(偽薬)の実験が行われています。

 

ロフラゼパートエチルの4回用量、すなわち2mg、4mg、6mg、および8mg、およびプラセボを各被験者に昼食後30分に投与した。
これらの結果は、エチルロフラゼパートが、中程度の期間の比較的迅速な作用開始を有し、重篤な副作用を有さない強力な催眠剤および/または抗不安薬であり得ることを示唆している。
参考ページ:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/4042078

 

そして、↑のような結論が出されています。

 

メイラックスがうまく効かないときは

 

メイラックスを服用しているのに、不安がなかなか消えない、眠れないといった状態が続いてしまうと、「メイラックスはきかないし、プラセボなのでは?」と思うかもしれません。ですが、メイラックスの抗不安・睡眠効果はプラセボとの比較で明らかになっており、もし効果が感じられないならプラセボ以外の原因があるはずです。

 

一番ありそうなのが「相性」です。医薬品の効き目には個人差があり、たまたまメイラックスが効きにくい体質だった可能性は高いです。この場合は、他の抗不安薬に切り替えるのが一般的です。メイラックスは半減期が非常に長いので、半減期の短いレキソタンに切り替えてみるなどの方法を、医師と相談しつつ決めていきましょう。